【 屏風 詳細 】
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二曲(にきょく)・・・曲とは折りたたんだ面を数える単位(扇)。
二曲とは折りたたむ面が二面であること。
一隻(いっせき)・・・隻とは屏風を数える単位。
したがって二曲一隻は、二枚折りの屏風が一本の
屏風を差します(六曲等も同じ)。
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左隻 |
右隻 |
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六曲(ろっきょく)・・・ |
折りたたむ面が六面であること。 |
一双(いっそう)・・・・ |
左右二隻で一対になる屏風のこと。 |
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片方数える時は半双(六曲半双・ろっきょくはんそう)と呼びます。 |
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したがって六曲一双は、六枚折りの屏風が二本の屏風を差します(二曲等も同じ)。 |
左隻(させき)・・・・・ |
屏風一双の向かって左側の屏風のこと。 |
右隻(うせき)・・・・・ |
屏風一双の向かって右側の屏風のこと。 |
種類と用途 |
寸法(一曲辺り)
(高さ×巾) |
本間二曲(二曲屏風)
最も一般的なタイプです。 |
5.7〜5.8尺×2.8〜2.85寸
(172.7〜175.7cm×84.8〜86.3cm)
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枕屏風(二曲屏風)
元々は枕元に立てていましたが、今日では部屋の隅に置くなど装飾に使われています。
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2.5〜2.7尺×2.6〜2.7尺
(75.8〜81.8cm×78.8〜81.8cm)
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利休形屏風(二曲屏風) |
4.8〜5.0尺×2.2〜2.4尺
(145.4〜151.5cm×66.6〜72.7cm)
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風呂先屏風(二曲屏風)
茶の湯の道具として風炉の向かい側に置きます。
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2.3尺×3.1尺
(69.7cm×93.9cm)
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本六尺もの(二曲屏風) |
6.0尺×1.98〜2.2尺
(181.8cm×59.9〜66.6cm)
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本間六尺もの(二曲屏風) |
5.7〜5.8尺×1.95〜2.1尺
(172.7〜175.7cm×59.0〜63.6cm)
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その他・・・四曲・八曲などあり、用途によってサイズやデザインなどは決まりがありません。 |
国産の杉または檜(ヒノキ)を使った組子を骨材として製作。
塗と材質
@塗縁(カシュー塗、漆塗など)
A生地縁(檜、桑、竹、杉など)
形状
@ 角ブチ(角丸)
A 山丸
B 総丸 など
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写真左より 女桑(角丸)・黒カシュー(山丸)・檜(角丸) |
鳥の子、・金・銀箔紙、砂子、和紙、絹、布など。
種類・寸法・材料によって価格が変わりますので、お問い合わせください。
【 衝立 詳細 】
特に決められたものはなく、使用する人のって好みによって色々な場所にに使われ、
一般的には物の玄関など、装飾を兼ねて部屋の一部を目隠しするなどが、主な用途です。
@骨組に外枠腰板台を付けたもの。
A外枠を付けずに骨組みに直接、台足を付けたもの。
Bその他、型、寸法など定められたものはなく、現在の多くは目的、場所などに応じ
創意工夫したものが多い。
国産の杉または檜(ヒノキ)を使った組子を骨材として製作。
@塗もの(カシュー塗、漆塗など)
A生地縁(檜、桑、杉、その他の堅木など)
鳥の子、・金・銀箔紙、砂子、和紙、絹、布など特に制限はありません。
種類・寸法・材料によって価格が変わりますので、お問い合わせください。
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