県内のお寺さんの襖絵の修復を依頼されました。


本堂にある2間4枚立ちの襖です。


             表 側                           裏 側


所々傷みがあり、補修して新しい襖に作り替えます。
現状の襖は縁の見付(正面からに見える側)の太さが1寸(約3cm)の縁が使われているため、4枚の襖絵が重なり絵が切れて見えるので
新調は縁を現状より細くして襖絵がちゃんと繋がって見えるように施工しました。










襖台から襖絵を剥がして、古い受け紙を取り去った後、破れ部分を補修して裏打ちをします。


襖絵を襖台に張り、縁を打って完成させました。